CADmeister

お客様事例

2010年8月2日公開

自動車部品・金型の現地調達率向上を目指して

いかに地場で自動車産業に参入するか。北上川流域のものづくり産業に貢献する取り組みをしていきます。

会社概要
株式会社いわて金型技研
http://www.kanagata-giken.com/
所在地
岩手県北上市川岸1-7-2 北上NSビル3F
代表者
代表取締役 清水 友治
設立
平成17年2月4日
事業内容
金型技術および製造技術に関わる研究・開発・設計・製作・販売およびコンサルティング
代表取締役 清水 友治 氏

 ユーザー様紹介

岩手大学発ベンチャー企業として、産学官連携プロジェクトに参画

いわて金型技研は、平成17年2月、岩手大学発ベンチャーとして、岩手大学工学部附属金型技術研究センターの研究シーズの事業化を支援するとともに、 金型を中心とした地域ものづくり産業の技術向上、国際的競争力の強化に貢献することを目的に設立されました。 創業以来、産学官連携プロジェクトに参画し、3次元CAD/CAEおよび品質工学を活用した高度ものづくり技術の構築をしています。
 

超精密小型射出成形実験装置 参画プロジェクトには、経済産業省の「地域新生コンソーシアム研究開発」や岩手県の「産学官連携研究開発プロジェクト」事業があります。 特に平成16〜17年度の『マイクロ成形機の開発とそれを活用した生産技術の開発』をテーマにした研究開発は、その成果製品として 超精密小型射出成形実験装置を開発・製造、販売しています。 この実験装置は、小径スクリューで微細成形に最適、4軸サーボモータ駆動、インピーダンス制御でスムーズな射出制御を実現、等の特長があり、 平成22年6月財団法人精密測定技術振興財団 品質工学賞 論文賞の金賞を受賞しました。
 

また、受託事業として次のような事業もおこなっています。
 ・3DCAD/CAEを活用した金型設計、製品設計、部品設計
 ・金型関連設備・生産設備の開発設計および製作と成形部品試作
 ・金型材料、成形材等の機械的特性評価、トライボロジー特性評価
 ・金型・成形部品の表面処理技術、潤滑剤の評価・活用に関するコンサルティング
 ・品質工学を用いた研究開発およびコンサルティング

 CADmeister導入の背景

「ハイテン材のプレス加工技術の高度化」をテーマに試作開発

CADmeisterを本格的に使い始めたきっかけは、経済産業省が平成21年に公募した 「ものづくり中小企業開発等支援補助金(試作開発等支援事業)」に採択されたことです。 テーマは「ハイテン材のプレス加工技術の高度化」。 このテーマで試作開発を進めるためにCADmeisterを活用しました。
代表取締役の清水氏は、8ヶ月間に渡るUELからのサポート・教育が良かったと言います。
 

「CADmeister4台と、FM-CAM(フルモールドCAM)Die-Stacker(鋳物型構造部用CAM)を導入しています。
去年の10月にUELのソリッドエイドセンター(SAC) でCADmeisterによる自動車のプレス金型設計の教育を受講し、今年の3月までサポートを受け、金型の3次元設計手法を一から教えていただきました。 実際に現場で業務に携わっていた方から教えていただくことができたのは大変貴重でしたね。
当社が設計した金型は小型の部品用で、5工程になるのですが、現在は5工程分全ての型を製作し、プレスするところまでできました。 実際にものが出来上がると感慨深いです」

 CADmeister・UELへ期待すること

自主的に操作を習得できるようなシステム

岩手大学大学院※1 にて金型・鋳造工学について教鞭も執っている清水氏はCADmeisterへの要望を次のように言います。
「CADmeisterは、使いこなしてくるとより一層その良さを感じるのですが、全くの初心者にはとっつきづらい部分もあります。 大学院では生徒に3次元CADでの設計と、CAMでのデータ作成についても教えています。 1〜10まで全て指導するのではなく、ポイントを教えれば、生徒が自主的に操作を習得できるようなシステムが理想ですね」
 
※1 岩手大学大学院の金型・鋳造工学専攻 は、金型と鋳造の基盤技術に特化した日本ではじめての大学院です。

 今後の展望、抱負

部品の現地調達率向上のために

設計に関しては、今以上にスキルを高め他社からも設計業務を請けられるようにしていきたい、と語る清水氏。
さらに、これから東北は自動車産業の中核を担う地域になっていくでしょう、と将来を見据えます。
「岩手はもともと電機・電子の精密系や弱電系に強い地域でしたが、それに劣らず現在は自動車系の技術力も高まりつつあります。 岩手県には関東自動車工業の岩手工場があり、さらに来年1月にはセントラル自動車の新本社工場が宮城県で稼働します。
いわて金型技研としては、東北地区における部品の現地調達率向上につながるような取り組みをしていきたい。 地場でいかに自動車産業へ参入するか。 システムを活用した設計製造ノウハウを広めていくためには、UELの協力も必要です。
自動車関連産業を中心に発展を目指す北上川流域のものづくり産業にますます貢献できるよう、努力していきたいと考えています」
 

 担当営業より一言

千葉と申します。
中部、浜松、太田、宇都宮の皆様、お久しぶりです。
 
清水先生とは、公私共々大変お世話になっております。
東北地域において、自動車プレス金型の需要は年々高まっているのですが、現地調達率が30%以下というのが実情です。
今後、東北地域の製造業様へ対して、産学官で協力して、自動車産業の普及を積極的に促していきたいと思います。
 
私も岩手出身と言う事もあり、東北経済の発展へ微弱ながら貢献していきたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します!

 編集後記

壁一面の本棚に書籍がぎっしりと並ぶ、大学の研究室にて取材させていただきました。
岩手県そして東北地域でのモノづくり事情を詳しく教えていただき、大変勉強になり新しい気づきがあったと同時に、 これから東北は重要な地域になっていくと感じました。
「東北地区における部品の現地調達率向上を図りたい」という清水様の言葉が印象的で、今後CADmeisterが貢献できるよう支援させていただきたいと思います。

取材後は、清水様おすすめの三大盛岡麺の一つ「じゃじゃ麺」に挑戦しました! 最後に麺を少し残した状態でチータンタンスープを入れていただいて完結するのですが、 残した麺が多過ぎます、とお店の人に指摘されつつ、初じゃじゃ麺を体験してきました。
 

取材担当  牧野

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