CADmeister

お客様事例

2012年6月12日公開

日本のものづくり全体のコラボレーションでイノベーションを

会社内でのイノベーションも必要だが、今は企業同士のコラボレーションがとても大切だ。
まずは、国内ものづくり企業のコラボレーションでものづくり業界のイノベーションを起こしたい。

会社概要
株式会社スギタニ
http://www.sugitani-inc.co.jp/pc/
所在地
広島県広島市中区江波西1-6-32(本社)
広島県広島市安佐北区可部町大字綾ヶ谷1758-1(工場)
代表者
代表取締役 鈴木 崇仁
事業内容
発泡スチロール・ウレタン・樹脂ブロック加工、各種設計および関連業務
代表取締役 鈴木 崇仁 氏

 ユーザー様紹介

短納期を実現するための生産設備と人員を配備

発泡スチロール・ウレタン・樹脂ブロック加工が主な業務となり、それに加えて、鋳物製作(鋳物加工)まで受注しております。 いわゆる、「かたちづくり」が仕事です。多くは、プレス金型用のフルモールドです。
年々厳しくなるお客様の短納期のご要望に対して対応できるよう努力しており、それを実現するための設備や人員を準備しています。 ツーガントリー式の日本一のベッドサイズを持つNC機を導入しているのもその1つです。
 

 CADCEUS・CADmeister導入前の悩み、選択した理由

業務に最適な専用パッケージのFM-CAM

CADを導入する前の私どもの業務は、発泡に定規をあてて線を引いてカッターで切っていた世界です。 そこへCADとマシニングというイノベーションがやってきました。これは、我々にとっては大きな脅威でした。 そのときにUELと出会い、CADCEUSのフルモールドに特化した専用パッケージであるFM-CAMを紹介してもらいました。
これが経験の無い自分たちでも使えるように作られているCAD/CAMだったので、そのイノベーション(脅威)に飛び込むことを決意させてくれました。

 ユーザ様としての今後の展望、抱負

企業価値を高めるための特殊技術の研究開発、人材の育成

過去でいうと、バブルの崩壊やリーマンショック、そして現在の超円高、大震災や原発事故など、良くない出来事が次々と起きており、 その影響で日本の技術以外の部分での信頼が揺らいでいる状態です。 また東南アジア、インド、最近は減速気味ですが中国といった国々も台頭してきています。 そのような中で、日本のものづくり全体として何かイノベーションを起こさなければならないと考えていますし、 それがないと生き残れないと考えています。もちろん、その前にまずは、会社として生計を立てられるような取り組みが必要とは思っております。
 
いままで、弊社も他の会社様も生産性を上げることに命をかけてきました。 ただ、それだけではイノベーションとは言い難く、例えば、現在の円高為替差損はうまりません。 いただく費用は、適正価格を超えてマイナスになる場合もあります。「現状維持」「仕事をこなすだけ」といった状況になってしまいます。 そのような状況では、今後企業として成り立たないと思いますので、イノベーションになるようなネタ作りに取り組んでいます。 弊社の主力業務は「プレス金型用のフルモールド」と言いましたが、世の中には多くの発泡製品があります。
例えば、「某ファーストフード店の店頭に立っている白ひげのおじさん」も中身は発泡スチロールですので弊社で作成のお手伝いをすることができます。 このような取り組みは、“業務拡張”という1つの企業内イノベーションです。
 
また、鋳物は生き物でありとても不安定です。 発泡の表面に塗ったものや発泡そのものが千数百度の鉄に溶かされたとき、どのように影響するのかわからない所が多く、 原因と結果の因果関係がはっきりしないのが現状です。 そこで我々は鋳物の品質が向上するようなフルモールド用の発泡製品を作成するために、研究・開発に取り組んでいます。 これについては、多くは語れませんが大学の先生とともに研究しています。 試験をするためには鋳物製作することも必要ですので、大学・鋳物製作企業様・弊社のコラボレーションということでしょうか。
 
そして、どの仕事においても言えることですが、人としての思いやりというものを、最も大切にしたいと思っています。 昔は職人が「わからん」というと、その製品ができなかったのですが、今はCADがあるので、そこそこのものができあがってきます。 ただ、CAD技術が良くても、金型の知識が優れていても、人のことを思いやる気持ちがないといいデータはできないと思いますし、 実際、CADデータを見ると、設計した人の性格・人間性がでます。 極端に言いますと、誰が作ったかほぼわかります。 言葉がない分、それがデータに表現されているのです。 ある程度のことは誰でもできますが、その1歩先、人のことを考えた仕事ができるような人材がほしいし、育てる必要があります。 CADがあれば1人でも仕事はできますが、やはり従来のようにみんなで話し合いながら作り上げていく文化が重要だと思いますし、 それは日本の競争力につながるのではないでしょうか。
 

 日本ユニシス・エクセリューションズへの期待すること

ものづくりにおける「ゆりかごから墓場まで」を継続・発展させてほしい

日本のものづくり全体がよくなるような取り組みをUELに期待しています。
各社が自社だけの生産性を考えるのではなく、他の会社様が行う後工程のことも含めたものづくり全体の工程におけるコスト削減や品質の向上を実現できるような仕組みを提供していただきたいです。
日本の風土にあった、ものづくり全体を良くする仕組みが必ずあるはずだと信じています。 それをUELに作ってもらえれば、他の国に真似できないものになるはずです。
そういったことは1企業ではなかなか難しいですが、ものづくりの上流から下流までの企業と取引のあるUELですと、 その各企業がコラボレーションできるような仕組みや旗振りができる立場であり、それができる会社だと思っています。
例えば、ものづくりは「デザイン⇒設計⇒発泡⇒鋳物⇒金型⇒加工」などと工程がありますが、 これらの工程で統一された仕様・規格があれば、ものづくりがもっともっとスムーズにできるかと思います。 このような取り組みのきっかけ作りができるのが、ものづくりにおける「ゆりかごから墓場まで」を地で行っているUELのような会社かと思います。
 

また、クラウドサービスをCADの世界でやることもイノベーションの1つかと思いますし、1つの要望でもあります。 クラウドサービスでCADの世界がどうなるのかはわからないですが、それが1つのイノベーションになりえるかもしれません。
クラウドの世界ですと、“コピー天国”がなくなりますし、正しい情報を正しく共有できるという利点があるかと思います。 そのような仕組みであれば、みんなが同じものを手軽に使えると思います。 何千万もお金をかけてシステムをつくり、それが陳腐化したらまた作り直す。 この繰り返しがなくなれば、ソフトを作っている会社としても、それを購入するほうも良くなることがたくさんあるかと思います。
最後に、コラボレーションと言う意味では、是非、CADmeisterユーザ同士の情報と技術を共有化してほしいです。 日本のものづくり全体を良くする仕組み作りの第一歩は、情報と技術の共有からと思っていますので、UELにその一翼を担って欲しいと思っております。

 担当営業より一言

こんにちは、西日本営業所 広島ESの森屋敷です。中国・四国・九州地区のお客様を担当させて頂いています。
スギタニ様は、ベッドサイズが日本一のNC加工機を導入されており初めて見せて頂いた時には、その大きさに驚きました。
またソフト面では、フルモールド作成に特化したFM-CAM機能をご使用頂いていますが、 常に業務効率改善に取り組んでおられ独自のカスタマイズ機能も導入して効果を上げて頂いてます。
今後も少しでもお役に立てればと思っています。

 編集後記

今回インタビューを受けていただいた鈴木社長とは、約5年ぶり2度目の面会でした。
訪問させていただき、顔を見ていただいた瞬間に「あ、久しぶりの顔が・・」といっていただき、大変うれしく思いました。 お話も個人的にはとっても面白いお話を伺うことができました。(諸般の都合により、掲載できないことが満載でしたが)。
これが少しでも皆様に伝えることができれば幸いです。
 

最後に、私は野球が大好きで、広島東洋カープファンなのですが、本拠地のボールパーク(野球場)に行ってきました。
7回裏、カープの攻撃前に応援歌の合唱とジェット風船の乱舞。
私も皆さんも日本も世界もみ〜んな上向きに!と思いつつカープとみんなの反撃を祈ってみました。
 
 
 

取材担当  田中

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