日本語 English  CADmeister

お客様事例

2012年7月27日公開

正直な心と正直な技術でお客様のニーズにこたえるものづくり

要求品質を満たすためには、お客様の要望を正しく聞き把握することと先を見越した製品づくり、そして思いを製品に入れることが必要

会社概要
株式会社タイヨーワークス
所在地
(本社)神奈川県綾瀬市吉岡1967-12
(工場)神奈川県綾瀬市寺尾西1-33
代表者
代表取締役 組田 太陽
設立
2007年4月
事業内容
自動車部品、自動車用試作板金部品、航空部品、木型、検具、等
代表 組田 太陽 氏

 ユーザー様紹介

蓄積されたハンドメイドの技術力の高さで高品質・短納期・低コストに対応。

株式会社タイヨーワークスは、設立してまだ数年の若い会社です。自動車用試作部品の板金加工を中心とした製品を製作しています。
難易度が高い製品においても、お客様の要求を正しく受け止め、満足のいく製品を提供できる技術力を持っています。
その結果として300t級の中小物部品を中心に、新規で年間約400部品を受注しているほか、各種メーカーより修正・改造の仕事を受けています。
 
 

 CADmeisterを導入した理由

自分の考えたものを自分で作ることができるのがCADmeister

以前勤めていた会社でミッドレンジのCADを使いながら、現場の状況を見つつ設計作業をしていました。
そのとき使っていたミッドレンジのCADは、極端にいうとお絵かきの延長程度のものでした。
また、周囲の話と経験から、この業種では、CADmeister(CADCEUS)であれば間違いないという思いがありました。
CADmeisterの購入前は、設計作業を外部に依頼してデータを作成しておりましたが、外部への委託費用の削減もさることながら、 自分の思ったとおりの設計をすることが必要だと感じ、導入を決めました。

 CADmeister導入後の効果

製品も費用もお客様に納得いただけるようになった。

導入後は、「CADmeisterで間違いない」の思いは確証となりました。
特にモデラーとしてのCADmeisterは非常によくできており、作成するデータに金型作成のノウハウを詰め込みながら、 自分の思ったとおりの設計ができるようになりました。
また、自分で設計をするということで、見積もり金額がお客様の予算に左右されることがあります。
しかし、自分で設計することで、お客様にとっても弊社にとっても適正な費用のものを提示できるようになり、 それをお客様に受け入れていただけるようになりました。

 CADmeisterと日本ユニシス・エクセリューションズへ期待すること

両方とも柔軟な発想でお客様の満足度を上げてほしい

モデラーとしてよいといいましたが、まじめすぎる部分があります。
例えば、ぼかし面は「ぼかし」なのに周りの面がきっちりしていなければ面が張れないケースがあります。 また、フレーム面は最大4境界線しか選択できず、それ以上の場合はいくつかに分けて面を作成するといった仕様になっています。 公差の範囲で面を張ってくれるような機能があるとよいと思います。
また、UELには、もう少しユーザのことを考えた対応をしてほしいです。
例えば、教育であればユーザ業務に合わせた講習内容にするなど柔軟に対応してほしいです。
また、サポートにしても、すぐに対応して欲しいと思って電話するのですが、それが半日など放置されていたらあまり意味が無いです。 それらを感じ取って対応をしてほしいと思います。

 株式会社タイヨーワークス様の今後の展望、抱負

お客様も自分たちも幸せになれるような会社であるべきだと考えています。

弊社では、お客様に「この部品きれいだよね。」といってもらえるような高品質の品物を常に納品したいと考えており、 そのような製品を提供することをモットーとしています。 そのためには、良くお客様の話を聞いて"お客様の要求を満たす"こと、"設計だけではなく現場の作業を考え設計する"ということが必要です。 例えば、いつプレスしていつレーザーでカットするべきなのかなど現場の作業を理解した上で設計をすることが必要かと思います。
自分が思っている具体的な年次計画があります。今まではそれが順調に進んでいます。理想論に近いものですが、それを目標とし邁進しています。 例えば、仕事を断らないために新たな機械の導入・工場新設などあります。それを実現していくことで、私や従業員が少しでも道楽ができるように、 そして、楽しみと夢を持って仕事をできるようにしていきたいです。そうすると、私や従業員の家族も幸せになれると思います。

 担当営業より一言

首都圏営業所の 厚木ESの川添です。神奈川県、東京多摩地区のお客様を担当させて頂いています。
タイヨーワークス様とは、設立当初からお付き合いさせていただいており、設立5年でこのような設備投資をされている事にたいへん驚きました。 今回お話を伺った中で、『製品は生き物』というお言葉が非常に印象に残っており、モノづくりに対する"こだわり"と"信念"を感じました。
タイヨーワークス様の"こだわり"と"信念"が凝縮された製品作りに、今後も少しでもお役に立てればと思っています。
 

 編集後記

今回、インタビューのお時間をいただきました組田社長ですが、恰幅がよく、正直なところ見た目は怖いです。(組田社長、申し訳ありません。) そんな第一印象でしたが、インタビューの間の数時間で、「繊細・前向き・まじめ・正直。それでいて、親しみのある社長」という印象に変わりました。
社長の考えや行動がお客様も従業員も社長ご自身も、さらには、訪問させていただいている私らも幸せになれるような、そんなカリスマ社長でした。

さて、地域名物紹介コーナー(?)ですが、神奈川県綾瀬市というと、少し前まで「綾瀬バス停付近」と聞く東名高速の渋滞のメッカでした。 最近は、改善工事が行われて現在は「大和トンネル付近」に渋滞名所が移動しました。 他名物といいますと・・・?名産物の紹介は"レアゆるキャラ"の「アヤセーヌ」に確認してみてください。 (「アヤセーヌ」で検索してください。)
また、綾瀬市の"あるある"的噂は、「chakuwiki 綾瀬市」で検索クリック!
 

取材担当  田中

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