講演内容

13:0013:05

UEL

ご挨拶

日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社
代表取締役社長
宮本 素立 みやもと すたつ

13:0514:05

株式会社小出製作所

基調講演アフターコロナを見据えて今行うべきこと
~新しい仕組みづくりと人材育成~

株式会社小出製作所
代表取締役社長
日本金型工業会 会長
小出 悟 様 こいで さとる

令和の時代に入り否が応でも変化・変革を求められていたところに、コロナという決定的な要素が加わり加速度的に変革の時代が進む中で、金型業界はどのように進化していけばよいのか、その進化を成功へと導く鍵となるものは何なのか。その一つの答えとなる「新しい仕組みづくりと人材育成」に関してのお話をさせていただきます。

14:0514:35

日本ユニシス株式会社

特別講演空間認識プラットフォーム BRaVS紹介

日本ユニシス株式会社
製造ビジネスサービス本部エンジニアリングシステム一部 一室 兼
ソリューションサービス本部 AI/IoT技術サービス部 数理解析室
武井 宏将 様 たけい ひろまさ

BRaVS (Bridging the Real and Virtual Space)はリアル空間とバーチャル空間を橋渡しするソリューションです。
「デバイスによる実空間のセンシング ⇒ データ収集 ⇒ 空間認識処理」の流れを具現化し、リアル空間の情報の認識・活用を可能にします。本講演では、BRaVSのご紹介およびBRaVSを活用した事例をお話させていただきます。

14:3514:45

休憩

14:4515:45

UEL

講演CADmeister開発方針紹介

日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社
営業統括本部 商品企画室
河合 孝幸 かわい たかゆき

『実現』をコンセプトとして、それを支える金型エンジニアリングプラットフォームの提供を目指し、研究・開発を続けてまいりました。
このたび、CADmeisterはバージョン名を『2020』と改め、2020のその先へと新たな歩みを始めます。AI、IoTといった最新技術の基盤を整え、お客様の新たな価値創出をご支援するべく、研究開発の段階から、より具体的なサービス適用のフェーズへと移行し、お客様の知識・知恵を未来へつないでいきます。本講演では、金型製作に関わるエンジニアリングプラットフォームとしての方向性を、サービス適用事例を交えながらご紹介いたします。

15:4516:25

株式会社TMW

事例紹介1クランプ治具から始めるスマートファクトリー化への道
~Beyond the Integral~

株式会社TMW
MF事業部 執行役員
立松 祐一 たてまつ ゆういち

モノづくりにおいて工作機械や切削工具に加えて必要不可欠なモノがワークを固定する為のクランプ治具になります。近年、「人手不足の深刻化」や「働き方改革」により、一人ひとりがもつ能力を最大限に発揮できる職場環境の整備が重要になります。クランプ治具を使用する段取り工程は、現状では人の手で作業せざるを得ない。この作業をより標準化し、誰でも安全、簡単、短時間にする事で、一人ひとりの労働生産性は確実に向上します。FCS System社製のクランプ治具は、これらの課題を改善し、段取り工程のシステム化(標準化・規格化)を実現。そして専用ソフトウェアを活用することにより更なる質の高いスマートファクトリー化を可能にしたFCS クランプシステムの特徴と活用事例を紹介します。

16:2516:35

休憩

16:3517:15

トヨタ自動車株式会社

事例紹介2プレス型構造部 加工時間短縮の取組み

トヨタ自動車株式会社
モノづくりエンジニアリング部 基盤技術開発室 生産システムG
須藤 和輝 様 すとう かずき

日本ユニシス様とはCAMシステム黎明期の1980年代からCAM開発のパートナーとして、安全で高品質・高効率な加工を実現するシステムを開発してきました。
近年はこれまでのノウハウをCADmeister上に織り込み、さらなる機能開発を進めています。今回は、素材切削シミュレーションなど、型構造部の加工時間削減を狙いとした最新機能の活用事例を紹介します。

17:1517:55

株式会社協和精機製作所

事例紹介3フル3D設計定着事例とExcel連携による自動設計化への取り組み

株式会社協和精機製作所
専務取締役
小暮 章夫 様 こぐれ あきお

株式会社協和精機製作所は、自動車部品をはじめ、デジタル家電、OA・AV機器、医療・介護から日用品雑貨部品まで、100kg未満~10tクラスの樹脂成形用金型を設計製作している会社です。
昨今の多様化、高度化するニーズに対応すべく、様々な内部環境改革を推進しております。その中の一つであるExcel連携による自動設計化。決まった顧客仕様などをいかに自動化して設計工程を削減できるか、という課題をRPAなどで出来ないかと検討していたときに発見したExcel連携システム。これは自動設計への新たな第一歩になると確信し、取り組み始めました。
近い将来、AI/IoTをミックスした形での自動設計にチャレンジしていきたいと考えております。本発表では、そういった自動化の取り組みや、自社のフル3D設計の定着事例を紹介します。

PROFILE

株式会社小出製作所
代表取締役社長
日本金型工業会 会長
小出 悟 様 こいで さとる

1979年 3月 工学院大学 機械工学科 卒業
4月 株式会社高橋精機工業所 入社
1982年 3月 同上 退社
11月 株式会社小出製作所 入社
1996年 11月 代表取締役社長 就任
現在に至る
PROFILE

日本ユニシス株式会社
製造ビジネスサービス本部エンジニアリングシステム一部 一室 兼
ソリューションサービス本部 AI/IoT技術サービス部 数理解析室
武井 宏将 様 たけい ひろまさ

2004年 日本ユニシス株式会社 入社
入社時よりCAD/CAM分野のシステム開発業務に従事
2013年より画像処理・三次元形状処理・人工知能の研究開発・技術検証業務・商品開発業務に従事
エバンジェリスト(AI)
PROFILE

日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社
営業統括本部 商品企画室
河合 孝幸 かわい たかゆき

2010年 日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社 入社。
営業部配属、主に中日本地区を担当。
2012年 中日本営業所長。
2016年より商品企画室のグループリーダーとしてお客様のお役に立てる商品の企画および開発を推進中
PROFILE

株式会社TMW
MF事業部 執行役員
立松 祐一 たてまつ ゆういち

2009年 孟鋼鉄株式会社 入社
モールド事業部 配属、特殊鋼全般の切断・加工に従事
2011年 金型営業課 配属、 特殊鋼全般の営業販売に従事
2016年 孟鋼鉄株式会社 退職
2017年 立松モールド工業株式会社(現 株式会社TMW)入社
製造部 CAM課 配属、金型製造(機械加工)に従事
2018年 4月 MF事業部の発足に伴い、MF事業部 配属
6月 FCS System社と日本総代理店契約締結、日本市場へのクランプ治具販売に従事
11月 MF事業部 Sales & Technical Support 配属
2019年 4月 MF事業部 Sales & Technical Support マネージャーに就任
4月 韓国総代理店契約締結、韓国市場へのクランプ治具販売に従事
2020年 11月 MF事業部 執行役員に就任
PROFILE

トヨタ自動車株式会社
モノづくりエンジニアリング部 基盤技術開発室 生産システムG
須藤 和輝 様 すとう かずき

2013年 3月 東北大学大学院工学研究科知能デバイス材料学専攻を卒業
4月 トヨタ自動車株式会社 入社
10月 貞宝工機管理部(現モノづくりエンジニアリング部) 配属
2015年 1月 造型CADCAM開発 担当
7月 トヨタ自動車車両向けプレス造型へ CADmeister導入 担当
2019年 1月 海外造型拠点へ CADmeister導入支援 担当
2020年 11月 現在に至る
PROFILE

株式会社協和精機製作所
専務取締役
小暮 章夫 様 こぐれ あきお

前職にて2年ほど機械加工や組立調整等を経験した後
2010年 株式会社協和精機製作所入社
2011年に強く要望していた設計課に配属となる。
2014年に職長として設計実務と設計管理業務に携わり
曖昧だったデータ管理の一元化、サーバー、社内ネットワーク構築や
協和精機設計基準書作成、チェック体制構築など、実務と並行して取り組む
2016年よりフル3D設計システムにて実案件設計を開始。設計工程3割削減に成功する。
その後、図面レス化に取り組み、現場3Dシステム導入など、様々なシステムを導入。
2020年 専務取締役に就任後も、引き続き内部改革に取り組んでいる。