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お客様事例

2009年9月1日公開

気軽な料金体系から広がるつながり

小規模企業でも気軽に使える画期的な料金体系と、かゆいところに手が届く機能で、ユーザ同士のつながりが広がっています。

会社概要
株式会社東広設計
所在地
広島県東広島市八本松東3-29-15
代表者
代表取締役 箕浦 顕正
創業
1989年3月
従業員数
8名 (グループ15名 タイ含む)
事業内容
プレス金型設計を主とし、内板、内装部品の設計を手掛ける

 ユーザー様紹介

PPSライセンスを利用して3次元プレス金型設計

東広設計では、自動車の内装部品を主としたプレス金型設計をおこなっています。
約2年前にCADmeisterを導入し、それまで2次元でおこなっていた金型設計を3次元化しました。 料金体系は、期間定額タイプであるPay Per Subscription(以下PPS)の1ヶ月ライセンスを継続して利用。 これまで、BASE、ADVANCE、PRESS、FORMといったライセンスを使用しています

 CADmeisterを選択した理由

柔軟に利用できる料金体系と、かゆいところに手が届く機能群

「他社CADと比較した時にCADmeisterは機能全面的に良い、という印象でした。 ですが、一番の魅力は柔軟に利用できる料金体系です。これは画期的ですよね」
箕浦社長はCADmeisterを選択した理由を次のように語ります。
PPSライセンスで1ヶ月ごとの利用ができるため、会社内で資産とせず経費として精算できます。 興味のある機能を、お試し感覚で1ヶ月だけ利用することもできます。 契約している間は、バージョンアップもしてくれるので常に最新のCADmeisterを使えますし、 コールセンターやSEの訪問といったアフターサービスも充実しています。 現在のような経済情勢でも経費の圧迫が少なく、かつ良い機能を自由に使えます」
 
CADソフト選定時には、全機能が1ヶ月間無料で使用できる体験版CADmeisterを利用して機能を確認されたそうです。
「1ヶ月間使ってみて、全般的に使いやすく、かゆいところに手が届く機能が豊富と分かりました。 例えばフィレット掛け。 いろいろな方法でフィレット掛けることができるので、いつもイメージ通りに仕上げることができますし、 コーナー部といった複雑な形状でも綺麗なフィレットを掛けることができます。 プレス専用機能では、FORM のねじれ見込みや穴埋め機能で、型設計の前段取りの手間がかからなくなりました
 

設計担当の池田氏は次のように言います。
「CADmeisterは差演算するときにスムーズで形状も綺麗に切れます
他CADの場合は差演算の手数が多く、なかなか切れないため試行錯誤しなければなりません」
 
 
 
 

 3次元設計の効果

鋳物材料費やミスを削減し、短納期を実現

3次元設計化の一番の効果は鋳物材料費の削減と池田氏は言います。 型の重量は2型で4トンも軽くなったそうです。
「3次元は目で見えるので、鋳抜き穴をどこに開けたら良いかがすぐに分かります。 その結果、現状よりさらに余分な肉を減らすことで鋳物重量が減り、材料費削減につながりました。 お客様にも感謝されると同時に、こちらからお客様へ提案することもできるようにもなりました」
 
また、2次元設計時は、設計してから加工へデータを渡す間に、図面の寸法は合っているか材料は足りるかなどを検証する部署があり、 検証に約5日間(メーカー検証含み)かかっていましたが、3次元設計化でこの部署は不要になったそうです。
「構想設計から型設計までトータルすると、1型で約45日かかっていたのが、2型で45日になり半減しました。 また、鋼材の材料寸法の測定ミスや、干渉が防げるようになりました」

 UELへ今後の期待

広島地区でのイベントの継続開催

導入しやすい料金体系のため、CADmeisterユーザ様が増えている広島地域。 そのため、データ交換の手間が省けているようです。 広島ExcelStation開設後、広島でユーザ会や各種セミナーも開催されるようになりました。
ユーザ同士で情報交換ができたり、ユーザの生の声を聞くことができます。 ユーザ間の輪が広がっていると感じます。 UELからの開発計画などが直接聞けることも嬉しいです。 今後もこのようなイベントを広島で開催してください」

 CADmeisterへの今後の要望

データの軽量化

CADmeisterに限ったことではないですが、と前置きしながら箕浦社長は要望を次のように言います。
「インターネットが普及してきているので、データのやり取りをインターネットで出来るくらいに、データがもっと軽くなると助かります。 今はCDに焼いて郵送したり、急ぎのときは直接持って行ったりして対応しています」

 今後の展望、抱負

海外スタッフへどのように技術継承し、どのように活用していくか

とにかく今後は海外を視野に入れた展開になる、と言う箕浦社長。 海外展開をどう進めていくかが課題と言います。
「型設計の一部分をタイでおこなっています。 タイでは指示したものを3次元化することは速いのですが、設計ノウハウはまだまだ足りません。 例えば一本の線、一枚の面にしても、なぜそれが必要なのか日本のスタッフは説明できますが、タイのスタッフは説明できません。 海外スタッフの育成が急務です。
また、設計を海外に出せば安く速いという面もありますが、同時に日本のノウハウ流出の危惧もしています。 海外を活用しながら、短納期で高品質なものをどのように作っていくかを現在模索しているところです」
 

 担当営業より一言

広島ESの佐藤です。 広島県を中心に中国5県を担当しております。
早いもので広島地区を担当するのも6年目になりました。
また、広島ESが設立して4年目になります。 広島ES設立時のOpeningForumには、たくさんのお客様にご参加頂き、広島ESに期待するお言葉を頂いたことは今でも忘れません。 今後も期待に応えれるよう、一生懸命頑張っていきたいと思います。
 
写真は、昨年に新車購入したときの納車での1コマです。
ようやく習志野ナンバーから広島ナンバーに変わりました(笑) 新車でお客様を訪問したときに、ボンネットを開けて「この部品の型はウチで作ったやつだ」と聞いたときは、地域密着だな〜と改めて思いました!!

 編集後記

PPSというCADmeister特有のライセンス形態をうまく活用されていて、それが東広設計様だけでなく他ユーザ様でも同様に導入されていることを知りました。 ユーザ様同士で情報交換も活発におこなわれていて、広島はユーザ様同士の結び付き、ユーザ様とUELの結び付きが強い地域と感じました。
 
今回初めての広島訪問となり、広島ESメンバーにおすすめの広島焼き屋に連れて行ってもらいました。 初めての広島焼きはとても美味しく、一人で1枚たいらげてしまいました。
あまりの食欲に写真も撮り忘れ、、、代わりにデザートのもみじ饅頭です。
 

取材担当  牧野

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